スキマ時間で月3万円。5年続けて見えた“無理なく稼ぐ”ライティング術

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「副業であと3万円あったら、気持ちに余裕ができるのに」そう思ったのが、私がライティングを始めたきっかけでした。当時は特別なスキルもなく、文章を書くことも仕事にできるなんて思ってもいませんでした。けれど、パソコン1台で始めた副業が、気づけば5年。今では、スキマ時間でコツコツと続けることで、毎月3万円ほどの安定した収入につながっています。この記事では、私が実際にどんな風にライティング副業を始め、どんな工夫で続けてきたかを、リアルにお伝えします。「在宅でできる副業を探している」「時間がないけど少し収入を増やしたい」——そんな方にこそ読んでほしい内容です。

最初は「とりあえずやってみよう」から

副業を始めた頃、私には「文章の経験」も「専門スキル」もありませんでした。でも、子育てや家事の合間にできる仕事を探していた時に見つけたのが「クラウドワークス」と「ランサーズ」。かつ、子育て中でバリバリ働けないこともあり、初期投資もかけられないと思っていたので、パソコン1台で自宅でできるあればできる仕事が良いと持っていました。そこで見つけたのが「ライティング」でした。ライティング案件の中には、初心者OK・短納期・マニュアル付きのものが意外と多いなという感想でした。子どもの頃から国語が苦手だったので、初心者OKと書かれていても書けるか自信はありませんでした。

20記事1000円でライティングを学ぶ

ライティングをいきなり書くことが自信がなかった私。ライティングを教える講座などもあるので、習ってからやったらいいのかなと考えましたが、時間もかかるし、初期投資がかかるため現実的には難しいと思いました。その後にクラウドワークスで「20記事書いて報酬は1000円、一からライティングを教えます」という募集を見つけました。いくつかのキーワードから、5000文字の記事を書き上げる。そんな内容でした。私と同じようにライティングを学びたい人たちが10人ほどいるチームで、SE0対策だったりWordPressの書き方だったりを添削し合いながら学びました。文章の書き方が全くの初心者だった私は、添削の嵐でした。他のチームの人のレベルの高さについていけるのかと不安になりました。添削を繰り返し、OKが出て完成した1記事目はとても嬉しかったです。さらに、検索して自分の記事が上位に上がっていると喜びは倍になりました。

子育てとライティング記事で徹夜の日々

記事を書く毎日が始まりました。当時は3歳と1歳だった子どもたち。子育てし、寝かせた後に記事を書く生活をしていました。もちろん、記事には納期がありましたので、常に締切に追われる日々。締切が近づくと徹夜、休日は夫に子供を見てもらい、パソコンに向かっていました。最初はチームについていくのに必死でしたし、契約の20記事を達成させる目標に向かって頑張って納期に1記事1記事作っていました。しかし、子育てしながら夜に記事を書くことは簡単ではありませんでした。

パソコンで文章を書くだけではない記事制作

私がやっていたライティングは生活に寄り添ったブログ記事だったので、商品を使ってみたレビュー記事や料理の疑問などを解決する内容などでした。まず記事を書き始める前の準備をしなければなりません。お店に行く、実際に商品を使ってみる、写真撮りなどをします。小さな子どもがいて、フットワークは決して軽くなかった私には、そこが大変でした。商品を使わなきゃいけないので、お金もかかります。よく私も気になる商品を検索しますが、やはり写真が沢山載っていて、実際使ってみた感想があると、わかりやすいし参考になりますよね。そんな見る人が参考になる良いブログにするためには、ただ文章を書くだけではダメだったのです。そんな日々を送る中で、文章を書くことにも慣れてSEO対策もなんとなくわかってきました。しかし子育てをし、常に記事制作に追われた日々も限界がきました。チームの中でも脱落する人も一定数いました。優秀な人はどんどん記事を書いていきますし、モチベーションも高いです。わ私も10記事まで書き終えましたが添削は相変わらずあり、1記事書くことにまだ時間を費やしていました。書き始めた頃に高かったモチベーションも、添削の日々で楽しさより辛さが上まってい、すっかりモチベーションが下がっていました。そして、ついにライティングチームから脱落することにしたのです。

まとめ:ライティング副業を続けて見えてきたこと

ライティングチームを離れたときは、「やっぱり私には向いていなかったのかもしれない」と感じました。
でも少し時間をおいて振り返ると、あの経験があったからこそ、今の“私らしい副業スタイル”ができたのだと思います。チームで活動した期間に学んだのは、単に文章の書き方だけではありません。SEO対策やターゲットの考え方、読者に伝わる構成の作り方——そうした基礎が今のライティングに大きく活きています。最初は報酬よりも学び。人より時間がかかっても、丁寧に書くこと。そして、自分のペースでコツコツ続けること。その積み重ねが、いまの「スキマ時間で月3万円」という形につながりました。最初から完璧じゃなくても、途中で立ち止まっても大丈夫。あなたのペースで、一歩ずつ“できること”を増やしていけば、きっと結果はついてきます。

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