クラウドワークスでようやく掴んだお試し採用。緊張と不安の中で始まった初仕事は、訂正の嵐でした。それでも「誠実に、丁寧に向き合うこと」が、信頼とチャンスを生んでくれました。
初めての打ち合わせで言われた、嬉しいひと言

電話での打ち合わせ中、担当の方がこう言ってくれました。「本当に初めてですか?応募文がとても丁寧で印象的でした」と。その言葉がどれほど嬉しかったか。 “見てくれている人がいる”という実感が、自信につながりました。
初めての仕事は、訂正の嵐だった
依頼内容は、いろんな企業の紹介文を500字ほどでまとめるというもの。「SEOを意識して、魅力的に」と言われたけれど、実際に書いてみると、方言が混ざっていたり、文の流れがうまくつながっていなかったり…。最初の5件は、赤字だらけで返ってきました。正直、落ち込んだし「もうダメかも」と思いました。
真摯に向き合うことで見えた変化
でも、せっかくお試しで採用してもらったのに、中途半端には終わらせたくない。そう思ってからは、1本1本を丁寧に、「読みやすく、伝わる文章」を意識して書くようにしました。すると、ある日「すごく良くなりました!」と言ってもらえたんです。その瞬間、“努力ってちゃんと見てくれる人がいる”と実感しました。
本採用、そして毎日のライティング生活へ
そこから本採用が決まり、毎日8件ほど記事を書くようになりました。夜9時から11時まで、子どもが寝てからの2時間が私の作業時間。眠気と戦う日々だったけれど、自分のスキルでお給料をもらえることが何より嬉しかった。報酬は月1万円ほど。でも、その金額以上に、「できた!」という小さな達成感が支えになっていました。
信頼は“丁寧さ”から生まれる
この経験を通して学んだのは、「上手に書くことより、誠実に向き合うことが大切」ということ。副業は、スキルよりも信頼が先に築かれる世界。真面目に、丁寧に続けることで、次のチャンスが必ず巡ってくる──そう感じた出来事でした。
